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2006年4月16日 (日)

癒しのランドスケープ

スウェーデンの建築家、グンナール・アスプンド展へ行ってきました。
建築家の展示って初めて行ったのですが、面白かったです!

主に写真の展示で、あとは図面とか模型とか。
建築家なのですが内装の仕事もしていて、自分でデザインした椅子の展示も
ありました。(カエル色のメガネみたいな椅子が可愛い…。欲しい……)

「代表作<森の墓地>では、スカンジナビアの雄大な自然を背景に、生命の尊厳
への眼差しが、永遠なる自然の時間へと見事に昇華される建築とランドスケープの
表現に到達しました。(略)本展が自然と人との新しい関係を探るための一つの指針
となれば幸いです。」 <チラシの紹介文より>

この「森の墓地」ってのが世界遺産に登録されたので、いちばん展示が多かったの
ですが、何がすごいって、そのコンセプトワークが!
「森の中で眠りたい」というスウェーデン人の願い(さしずめ、日本人なら「死んだら
骨は海に撒いて…」みたいな)を見事にかなえた墓地デザイン!!
コンペで他の人たちはみんな山を切り崩して土地を作り墓地を立てる案を出すなか、
この「森の墓地」は、まさに「森の中に墓を立てる」というアイデア!
模型を見たのですが、ホントに木々の合間に墓があるのよ~~~☆すごいーー!!
(一緒に行った水っちが「国の政策上作る墓地のデザインをコンペで決めるっでのも
すごい国だねえ!」と感激してました。そーだよね、日本だったら有無をいわさず
伐採だよねぇ)

裁判所は、そこに入った人の憂鬱を少しでも軽くする為のポップなデザイン。
映画館は、映画が娯楽の殿堂だった時代の「お出掛け」っぽい華やかさ。
圧巻の「森の墓地」は、死生観を表す火葬場へ続く一本道、残された人々の
気持ちをふと和ませる、顔を上げると自然に目線が窓に向かうように配置された
待合室のベンチ、そして!そこで働く人たちの部屋は仕事が嫌にならないように
極力明るく作ってあるとのこと!すごい!!そこに集う全ての人の気持ちを考えた
上での、機能的なデザイン☆

アスプルンドさんの建築デザインは、どれもこれも本当に考えに考えられていて、
やっぱりデザインの本質ってコンセプトなんだーーー!!!と強く感じましたよ!
色とか形とかはそれを表現する手段に過ぎないのよ!
まずは作るものを理解し、それを使うターゲット、ニーズを掴み、その上でテーマを
決めること。それが「モノを作ること」なんだよな、と。テーマがいちばん大事!!
(その上で機能的なのだから、そりゃもー世界遺産にもなるさ!
次世代に残さねば!って気にもなるさ!)

学校のデザインとかも可愛かったですv
北欧のデザインはやはり色がとてもカラフルで可愛いです。
太陽の光を求めて、ってことなのでしょうねー。
国立図書館もすごくすごく素敵でした!!円形の壁一面、本・本・本……!!!
お目当ての本探すの大変そう(笑)!!でも幸せ!
あう~~☆やはり、いつかは行きたいスウェーデン!でも冬の写真はとてもとても
寒そうでした……。外出られないよ、きっと。
「夏の家」(別荘?)に暖炉があるんですよ?どういうこと!!?

展示物の横についている学芸員の方の解説文が、超ファントークで面白かったです。ラブラブなの~~~(笑)!心酔している感じが読んでて伝わるのですよ。
アスプルンドが亡くなった後、別の人が引き継いだ建物の解説なんかは、まるで
好きなマンガがアニメ化された時に文句いう人みたいでした(それは私(笑)!)。
「まったく!この作品の良さがちっとも判ってないよ!」みたいな。
各所に散りばめられたマニア魂にシンパシーを感じ、写真もきれいで、
展示方法も面白くて、楽しかったです!!
また機会があったら行ってみたいです~~~♪

会場の松下電工・汐留ミュージアム、キレイなビルでかっこよかったです☆
ビルの中のソコカシコにベンチがあり、人も少なくてゆったりしているので
まったりデートコースにはいいかもですよ♪

さて、その後銀座へ移動し、映画「SPIRIT」を見に行きました。
それはまた明日書きまーす!

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