« デスク公開 | トップページ | 初読・辻真先 »

2006年5月 7日 (日)

老人ミステリ

大好きな誘拐ミステリと並ぶお気に入りジャンル、老人ミステリ。
(この二つを兼ね備えているのが、「20世紀傑作ミステリ」国内部門第一位・
天藤真著/「大誘拐」。未読の方は人生損しているので、是非是非ご一読ください)

さて、ふと気づくと本を読んでいました。
明日起きる時間を気にしないで、集中できる幸せ。
素晴らしき哉連休。

老人たちの生活と推理 Book 老人たちの生活と推理

著者:コリン・ホルト ソーヤー
販売元:東京創元社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

高級老人ホームの、砂浜へ降りる階段で見つかった老女の死体。
ホームの仲良し4人組が退屈な日常脱却へと、犯人探しに大奮闘!
愛すべきおばあちゃんたち、面白かったです。
何しろ、「ひとりも死なない月の方が珍しい」という、
「死」というものが日常の人たちですから。
あるのは、純粋な興味だけ。
体は思うように動かないわ、目は見えないわ、耳は遠いわのおばあちゃんたちが
警察より先に見つけるのよ!とドッキリしながらの探偵ごっこ。
確固たる証拠もなく、長年の経験と女の直感で推理するのが微笑ましいです。
(これが、本格推理のいわゆるカッコイイ“探偵役”だったら腹立つのでしょうが)
「老いる」ことへの理解にも。

シリーズになってるらしいので、機会があれば続編も読んでみたいです。

|

« デスク公開 | トップページ | 初読・辻真先 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« デスク公開 | トップページ | 初読・辻真先 »