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2007年2月22日 (木)

オランダ絵本作家展

先日のオランダ絵本作家展、及びチェコ絵本とアニメーション展は
大変素晴らしかったです。

まずは東京大丸ミュージアムのオランダ絵本展。
オランダ絵本といえば、の
「うさこちゃん」ことミッフィーがお出迎え。
すごくよく覚えてるんですが、
昔々本屋にね、丸い透明なボール状の什器があって、
その中にごちゃごちゃと四角い小さい、オマケみたいな絵本が入っていて
一冊100円くらいだったのかな?
本屋に行く度に買ってもらっていました。
小さな穴から手を入れて、宝物を探すみたいにワクワクしながら。
お菓子は我慢できるけど絵本は我慢できない子どもでした。。
今ではお菓子も我慢しませんが(←ダメじゃん)。

わたしの「可愛い」の原点なんだなあ、と実感しました。
これで育ったら、丸くて点目のイラストに惹かれるわけです。
そしてわたしのツボである「線がシンプルでキレイな色」の
原点でもあり。
あんなに単純な線なのに
男の子は純粋に、女の子はちょっとおしゃまに見えます。
観察力と表現力がキレイに繋がっているのだろうな。
オランダ王国から王室勲章も受けているブルーナおじいちゃん、
顔写真を見るたびに、絵と似てるなあ…と思います。
口がバッテンなわけではないですが(笑)
穏やかで、好奇心旺盛で、いっぱいの愛を受け止めてるかんじ。
素敵なジェントルマンです。

そしてもう一人。
オランダ絵本の巨匠、「かえるくん」シリーズのマックス・ベルジュイス。
今回たくさんのスケッチや「かえるくん」以外の絵を見て思ったのですが、
人気イラストレーターのコロボックル(立木倫子)さんの絵、
ベルジュイス氏に似ていますね!
お城の絵とかすごくよく似ています。影響受けたのかもしれませんね。
(友人たちは「五味太郎と似ている!」と言っていましたー)

オランダはグラフィックの賞がいっぱいあるらしいです。
「金の画筆賞」「金の石筆賞」「旗と吹き流し賞」(←さすが風車の国!)
「マックス・ベルジュイス賞」も。
なんだか絵も「流行」とか関係なく、内容も文部省が校閲してるっぽくなく
それぞれ絵も話も個性があって、人の死があったり
嫌な感じのディフォルメだったりするのですが、
その中から子どもがそれぞれに自分で選び取れる文化っていいな。
健やかな個性が育まれそうな気がします。

今回初めて知った現代作家、ヤン・ユッテ氏。
日本語訳版未発行の「宇宙旅行」の原画が
すごく可愛かったです!
タンタン+鳥山明 みたいな☆
絵柄を見ていて、人気イラストレーター☆福田透さんの絵も思い出しました。
全体的にカートゥーンテイストなんですが、ヨーロッパ風味。
くっきりはっきりした線にキレイな色。
そりゃあ好きなタイプですよ…!

殆どの絵本の翻訳をなさっている野坂悦子さん、
ブルーナ絵本の翻訳をされている(はず)松岡希代子さんが
この展示会の図録の監修をされています。
オランダ翻訳の第一人者なのでしょうねー。
大丸ミュージアム…侮れない…。

各地巡行するらしいので、皆様もお近くに来た際は、ぜひ!

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