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2008年7月15日 (火)

最近の読書

最近は雑誌とかビジネス書とかばっかり読んでるのですが、
そういう情報系ではなく、小説が読みたくなるです…。

二人で探偵を (創元推理文庫 105-12)Book二人で探偵を (創元推理文庫 105-12)

著者:アガサ・クリスティ

販売元:東京創元社
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おしどり探偵トミーとタッペンスが開いた
国際秘密探偵社に持ちこまれる難事件、怪事件の数々。
二人は持ち前の才知を発揮しながら、
ホームズ、ブラウン神父、フレンチ警部、アノー探偵、
隅の老人、ソーンダイク博士、ポワロなどの
捜査法を巧みに利用して事件を解決する。
推理小説史上の名探偵の手法をパロディ化した
クリスティの異色作。

…だそうですが、元ネタを知らないものもいくつか。
あとがきによると、まだ日本では出版されてない作品を
元ネタとしているものもあるらしいです。
そりゃわかんないわー。
なんとなくわかるのはホームズくらいかな…。
「これがわたしたち最後の事件よ、
隠退して蜜蜂を飼うのよ」とか(笑)。

翻訳ものの独特の言い回しに目が回りそうでしたが、
これがウィットに富んだ会話というやつですか。
難しい…。
1編はすぐに読める短編集。
どんでん返しは単純なものが多くて、見当も付くんですが
古典の雰囲気が楽しくパズルゲーム的に楽しめました。
犯人に向かって「君はもっと古典を読むべきだ!」とか、
事務所の本棚が足りない、とか、
端々にマニアらしいセリフが出てきて好印象です(笑)。



Rのつく月には気をつけようBookRのつく月には気をつけよう

著者:石持 浅海

販売元:祥伝社
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湯浅夏美と長江高明、熊井渚は大学時代からの呑み仲間。
毎回誰かが連れてくるゲストは、
定番の飲み会にアクセントをつける格好のネタ元だ。
酔いもまわったところで盛り上がるのは恋愛話で。
小粋なミステリー連作短編集。

学生時代からの仲間による不定期の飲み会の会話の中から
ちょっとした謎を解きほぐす、連作短編ミステリ。
だいたいいつも、「○○が手に入った。これを肴に飲もう」
「じゃあ酒は任せろ」と、まず肴、そしてそれに合ったお酒の
セレクトから話が始まります。
ので、食事のシーンがとてもとても美味しそう〜heart01
熱々のチーズフォンデュにシャルドネワイン、
とろとろの豚の角煮に泡盛、
バターたっぷりのそば粉のパンケーキにブランデー…
そんなに飲めない自分が恨めしくなるくらい、
食べ合わせの妙が魅力的に描かれています。
美味しそう…。

肝心の推理は、「悪魔的な頭脳」と
謳われている探偵役の長江さん…を
活かしきれていなかったような気も。
「これしかない!」というよりも
「ああ、そういう解釈もできるね〜…」といった感じ。
日常の中のちょっとした謎系(?)ミステリでは
しょうがないのかもしれないけど、
ちょっと納得いかない感じも残りました。
北村薫の円紫師匠シリーズは、謎解きそのものよりも
その謎を作り出した人間の心を
解いていくことを主題としているし、
猫丸先輩は最後に「な〜〜んちゃって☆」とか
言ってるので(笑)
そんなに違和感はないのですけど。

日常の謎ミステリ、大好きなのですが
盛り上げるのは難しいのかも〜〜。

(でも、美味しそうだったから良いです…)

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