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2008年8月 9日 (土)

赤塚レジェンド

わたしが体調を崩している間に、
赤塚不二夫先生がお亡くなりになりました。
ご冥福をお祈りします。

思えば、わたしがやりたくない仕事を
しなくちゃいけない時には
「赤塚不二夫もデビュー当時、悲恋ものの少女マンガを
描かされて、『オレが描きたいのはギャグマンガだー!』
とか言いながら泣きながら描いていたって言ってた…。
あたしも泣きながらがんばろう…(泣)」
と心を奮い立たせたり、
病院に行きたくない時は
「赤塚不二夫が生きてる限り、西洋医学は信じない!」
と言い訳にしたり、
(↑余命2年の癌宣告受けてから、10年近く経っても生きてたから)
極めつけは、知り合いの編集さんから聞いた赤塚伝説(※)。
この話を聞いてから、
どうしようもないことは、他人を責めたところで解決するわけじゃない。
と達観するようになったみたい。

…と、意外にわたしの人生に影響している
赤塚先生。
若い頃の写真がワイドショーとかで出てこないかなあ、と
ちょっと楽しみにしていたのだけど、晩年の写真のみでしたね。
若い頃って、すーんごい美青年shineなんですよ!!sign03
はきだめにツルinトキワ荘!(←失礼)
それであの性格だものね、
そりゃあ愛されるわあ。

今日、初めてタモリの弔辞の全文を読みました。
最後の一文、泣けた。。
改めて、ご冥福をお祈りいたします。

(※)
わたしが聞いた赤塚伝説;
昔、担当さんが赤塚先生の原稿を受け取って電車で出版社へ帰る途中、
原稿を無くしてしまったそうです!!
探しても無い、遺失物にも届けがない、締切り迫る、で
原稿落とさざるを得ない…と先生のおウチへ土下座覚悟で
謝りに戻ったら、先生はすでにべろべろに酔っぱらっていて(笑)。

「なにィ?原稿無くしたぁ!?」
担当さん、ひいいーー!と身構えます。
「無くしたモンは、も一回描けばいいんだぁ!
あっはっはっは!!」

と、一晩でもう一度同じ原稿を!
描き直してくれたそうです!!

すごい!
「いいかげん」も極めると芸になる、
人助けにもなる!!!

なんか、この手の伝説はまだ他にもいっぱいありそうですよね。
器が大きいひとって魅力的だよなあ…。

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コメント

最近サンデーで色々と問題(訴訟まで)になってる原稿の扱い。
赤塚レジェンドを聞いて、漫画家の器の違いを感じたわ。
まあ、小学館の方は漫画家の扱いが悪すぎると言うのもあるんだけど。
…あ、そうか、赤塚不二夫もサンデーなんだ!
何だか漫画家も編集者も、時代とともに変わってしまったねぇ。

タモリの弔辞の最後の一文、僕も泣けました。
あの言葉をつむぎだせるタモリはすごい。
でも、そのタモリを世に送り出した赤塚不二夫はもっとすごい。

「これでいいのだ」って、すごい深い言葉だよねぇ。

投稿: K太 | 2008年8月10日 (日) 00時07分

「これでいいのだ」
哲学的よね。
ああゆう生き方の人の言葉だからこそ。

なんというか、マーケティングやら
タイアップやらで計算して売れようとする人と、
ブームを生み出していく人との格の違いを
見せつけられたカンジがします。。。

投稿: wacco | 2008年8月10日 (日) 20時38分

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