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2008年10月17日 (金)

大琳派展!

上野の東京国立博物館へ、
尾形光琳生誕350周年記念 大琳派展 ー継承と変奏ー」へ
行ってきました。

素晴らしかったーーー!!
いやあ、素晴らしかった!
そして大変な混雑でした。平日なのに。

会場は
第一章:本阿弥光悦・俵屋宗達
第二章:尾形光琳・尾形乾山
第三章:光琳意匠・光琳顕彰
第四章:酒井抱一・鈴木其一
の、4つのブロックに分かれているのですが、
わたしはやはり第二章:尾形光琳・乾山の兄弟パートが
いちばん見応えがありました!
(乾山の器は、以前出光美術館で乾山展やった時に
展示してあったものも多かったけど)

最初の宗達は、やっぱりちょっと神がかってるというか
天才的な、「神が降りてきた!」って紙に向かう人っぽい感じでした。
すごく古いもの(17世紀)なので、色褪せがひどかったりして
それでカリスマ性が増してるのもあるのかもしれません。

宗達の源氏物語絵巻がありまして。
わたし、源氏物語って読んだことなくて概要を
知ってるだけなのですけど、
「(かつての恋人など→)愛しい人に会い、
思いを押さえきれなくなり行動に及ぶ」
源氏の絵が何枚も。
ちょっとは押さえなよ…。と
「笑うミカエル」じゃないけど源氏を想像して少しぐったりです。

第二章の光琳はちょーーーー素敵heart04でした!
蒔絵の図案集、超好みー!! 鹿かわいいーーー!!
八つ橋の硯箱は、エッシャーみたいで不思議感覚。
(でも、観る側の感覚が狂う感じではなくて、安定感がある)
大きな屏風の空間の使い方とか、ホント好きです。
その卓越したデザイン感覚に、デザイン案を観てるだけで癒されるーcatface

何度観ても目を見張る風神雷神。
宗達と違い、ちょっと人っぽい表情がコミカル。
(宗達の風神雷神は「神」っぽい…)
荒々しいのに安定感があり、安心して観られる…。かっこいい…。
寿老人の団扇とか、表情はおかしみがあるのに
薄く金が張られてあったり(扇ぐとキラッキラ!?)
でも渋いんだ。かっこいい!
もちろん杜若の展示もあり。やっぱり一見すると
「…ペンキ?」←超失礼。
でも何度も観ているうちに、花と葉と、つぼみのバランスが
すごく考え抜かれていることに気づいて、ラリります。
トランス状態になります。
美しく危険な罠、杜若。

第三章の光琳意匠は、光琳モチーフを他の作家さんが
デザインしたものの展示でしたが、
着物が何点かあって素敵☆でした。
昔の着物デザインさんてモダンです。
ああ、着物着たくなっちゃう…。

第四章の抱一・其一になると、時代が新しいせいか(19世紀だけど)
色も金も鮮やかに残っていて、華やかです。
ここにきて、一気に会場が明るくなった感じ。
(ところで、ぜんぜん話は違いますが、
アメリカ人に「この器は200年くらいしか経ってないから
比較的最近のものですねー」とか言うと、
軽くショックを受けるらしい、とどこかで読みました。
本当に新しい国なんだなあ、アメリカって。。。)

鈴木其一ってちゃんと観たの初めてですが、
いいですね!
琳派やそれ以外の技法を学び、活かしつつ
圧倒的なオリジナリティがあって、センスが現代的。
好みだなあー!
其一の風神雷神が展示されてました!
やっぱり描いてるんですね。 
渋くてかっこ良かったですー!
わたしは、抱一の風神雷神よりも好きheart01
線で形をつくってることもあって、
やっぱりちょっと現代的。。というか漫画的?


今回は人もいっぱいいて
時間もなくて(閉館時間のアナウンスを聞いた…)
ちょっと駆け足だったので、
もう一回観たいな。
と思った、充実した展示でした。

また行きたい!happy02

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