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2010年4月30日 (金)

川上澄生ー古今東西をあそぶ木版画の世界

版画ざんまい、面白手作り工房へようこそ!
川上澄生展
」(世田谷美術館)へ行ってきました。

明治〜昭和にかけて活動した木版画家なのですが、
あの棟方志功が、この人の版画を見て
「版画家になろう!」と決意したという。
↑このエピソード初めて知りました!

版画というこれ以上ないくらいの平面の世界なのに、
ものすごく自由な発想と確実な空間把握で、
小さな小さな刷り上がりが、
現実味のある奥行きとロマンティックな広がりを見せる。
金属は重そうに、風に翻るスカートは軽やかに見えるんです。
木版画なのに! 彫刻刀のふっとい線なのに!
かああっこいーーーーー!

色の選び方がヨーロッパっぽくて素敵だなー、と思っていたら、
海外留学もしていて、さらに50年ほど英語の先生もやってるの。
なので、英単語に絵をつけたミニ本なんかも出してて、
すっっごいおしゃれで可愛いのに、限定200部とかなんですよ。
なにそれ! みんなが読めるようにしてよう!
ずっと本職を持ちつつの版画制作だったので、
自ら「休日作家」「僕はしろうとですから」とか言ってるの。
なにそれ! このクオリティと仕事量で素人って!
棟方志功の立場は!!

最期まで量産はしなかったみたいですが、
それゆえに圧倒的なまでの存在感のある作品ばかり。
「コドモノクニ」展とかで何点か観たくらいで、
こんなに一堂に会したのを観たのは初めての
作家さんだったので、隅から隅まで堪能しました。
版画はやっぱり好きだあーーーheart04
楽しかったあぁーーheart01

そして、世田谷文学館へ移動!

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