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2010年4月30日 (金)

星新一展に行ってきました

われわれが過去から受け継ぐべきものはペーソスで、
未来に目指すべきはユーモア。

ショートショートの神様、
星新一展(世田谷文学館)
へ行ってきました。
すーーーんごい懐かしくて、面白かったです!

原案のメモ帳(もちろん直筆!)の展示があったんですが、
とにかく小さい! 小さいの! 
こんなに展示物がまともに見れない展示も他にない。
斬新! さすが星新一! 1001話書いた男!
そして、思いついたものは何にでもメモしていたようで、
それがまた、「記憶喪失の殺し屋」とか、
アイデアの羅列のメモだけでももう面白そうなんですよ!
読みたいーーー!!

構想メモの展示でもテンション上がりまくりでしたが、
ずっと表紙絵を描いていらした
真鍋博氏と和田誠氏の原画が!! 原画が!!!
二人の巨匠イラストレーターさんの原画展示で、
貧血起こしそうなほど大興奮!
うわあーーーー! 見たことあるよこれーーーー!
ずっと読んでたよーーーーーhappy02
二人の絵のテイストはぜんぜん違うのですが、
もののかたちを的確に捉えて、
いちばんイイ線を選び取る力がものすごいの、二人とも。
あたりまえですけどね、巨匠ですからね!!

そしてびっくりしたのが、星新一(及びおとうさん)の略歴。
大叔父さんは森鴎外、
お父さんは星薬科大学の創立者で星製薬の創業者で、
野口英世とマブダチでツーショット写真あり。
伊藤博文の外交時の秘書もやってて。
そして星新一氏は、父親の死後ちょっとだけ社長もやっていたことがあり、
日本では数少ない、一部上場(当時)の社長経験のある作家。
なんだそれーーー! どんだけエリート家系ですか!
教科書で見た人たちばっかりですよ、お父さん!
そして息子は、手塚治虫の「W3」の主人公
「星真一くん」のモデルになってる!
星新一が、あほな2代目だったらW3は読めなかったんですね。
ありがとう星新一…。

この展示のメインコピーとなっている
「われわれが過去から受け継ぐべきものはペーソスで、
未来に目指すべきはユーモア。」
ああ、そうそう、星新一を読んだことない人って、
ペーソス&ユーモアがない気がします。
叙情がないってことかも。
あの短いお話の中に、なんと豊かな人間心理が
見え隠れしていることか。
短いからすぐ読めるし。
エヌ氏とかは半分くらい読むと気が遠くなってくるけど。

とか、とか。
いろいろと思い出しながら、もう懐かしくて
ああ!未来いそっぷ読みたい!! と思ったら
ミュージアムショップは1時間前に閉店してました。
うああん、たすけてアマゾン……。

でもでも、すごく懐かしくて新しくて楽しい展示だったので、
皆様も機会があったらぜひ、行ってみてください。
ボッコちゃんと記念写真も撮れますよ!

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著者:星 新一

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